
支援活用事例
品質工学関連セミナー開催による品質工学リテラシーの向上を目指す!
活用した補助金・支援制度等
支援機関の連携によるイノベーション創出事業(品質工学研究会)
企業の現状及び支援の経緯
企業の将来を決める極めて重要な役割機能として「技術開発」が挙げられます。
近年、製品や技術に求められる機能が高度化、多様化する中で技術開発を効率良く実施する必要が有ります。 そこで有用なアプローチである「品質工学」を取り上げ、効率的な技術開発・設計のできる若手・中堅人財の育成・拡大を目指しています。実例と演習を交えて考え方・各手法を学び、その有用性をご理解いただきながら、企業内で実際に利活用できるように毎年、内容のブラッシュUPを実施しております。
講習会、セミナーは長野県品質工学研究会、長野県工業技術総合センターと連携して企画しています。
実施した支援内容
令和4年度 品質工学関連セミナーを4回開講しました。
1.品質工学導入講習会
・技術者・経営者対象の品質工学概要の紹介セミナー
2.品質工学パラメータ設計基礎セミナー
・紙飛行機制作を通しての品質パラメータ設計の実践セミナー
3.ものづくりにおけるデータ分析基礎セミナー
・Excelを用いたMTシステムの基礎実習セミナー
4.実践交流大会
・特別講演会と会員企業による品質工学の実践事例の紹介

支援の結果及び今後の展開等
直近の5年間のセミナー開催で延べ250名の方に品質工学関連セミナーを受講いただき、今回も多くの参加者から「役に立った」との回答をいただいています。
また、これまでの取組を通じて、多くの企業で普及が促進されている一方で内容の理解が容易ではなく、導入が難しいとの声や新規に導入を検討したいという企業も多数あります。
アンケート結果や会場でのお声など皆様のご要望を参考にしながら、理解しやすく、企業内での利活用がしやすい実践性の高いセミナーが提供できますように企画と場の提供を継続的に実施します。また長野県品質工学研究会や長野県工業技術総合センターとの強固な連携を図り、課題解決のための支援と最新動向等の情報発信に努め品質工学の普及を推進します。

担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 諏訪センター
〒392-8601 諏訪市上川1-1644-10(諏訪合同庁舎1階)
[Tel] 0266-53-6000 (内線2664) [Fax] 0266-57-0281
[Email] nice-suwa [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
◆参加者の声
・品質工学導入講習会・・・品質工学初心者にも分かり易く、ある程度知識のある人にも充実した内容となっていました。
・品質工学パラメータ設計基礎セミナー・・・品質工学実践の場を探していたので、紙飛行機のパラメータ設計の経験はとても有益でした。最適パラメータのものが良く飛んで驚きました。
ものづくりにおけるデータ分析基礎セミナー・・・T法、MT法について、業務に活用できる場面があれば是非使ってみたい。
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