公益財団法人長野県産業振興機構

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ビジネス英語コミュニケーション講座を開催

活用した補助金・支援制度等

支援機関の連携によるイノベーション創出事業

企業の現状及び支援の経緯

【Session1では、テーマの基礎部分を大森先生が講義】

産業の急速なグローバル化に伴い、「生産拠点が海外になった」「オンライン会議に対応しなくてはいけない」「顧客に外国人が増えた」等、”英語で仕事”の必要性が増え、英語による専門用語・ビジネス用語を踏まえた総合的なコミュニケーション能力を持った人材が求められています。企業の皆様からの要望に応えて、2012年から「成長産業における高度部材実現化人材育成」事業の一環として、カンファレンスや開発拠点などで自社の技術を発揮できる人材の養成を目的として技術英語講座をスタートしました。
2013年からは、県内企業における新技術・新製品の紹介や、事業活動のグローバル化を主導できる高度な人材を養成することに重点を置いたビジネス英語講座を年に2~3種類開催しています。

実施した支援内容

国際的なキャリア開発・人材育成を専門とし、海外の人々と連携して、英語を生かしたキャリア開発や国際的な環境における働き方について指導を行っている大森先生をメイン講師に迎えて、実践演習に重点を置いた講座を2種類開講しました。また、参加者の⽅のビジネス相⼿国を視野に⼊れ、英語を第⼆⾔語として使うアジア出身の講師も3名招き、様々な国の英語に触れる機会を設定して、異文化コミュニケーション力を促進し、様々な英語に慣れるようWebを使用しての講義も行いました。

【講師】
一社)グローカルリソースセンター 代表理事 大森美和氏(上田市)
ジャスミン氏、ジー氏(フィリピン)、ココ氏(中国)、

1.ビジネス英語コミュニケーション講座<初・中級者向け>
 のべ参加者数:85名
「ビジネス場⾯に応⽤できる 相⼿に好印象を与える丁寧な表現」
開催内容(7月~9月)
第1回 ⾃⼰紹介&⾝近な事柄について話す
第2回 依頼/お願い&申し出の表現
第3回 予約・注⽂の表現-交渉時にも使える丁寧な⾔回し
第4回 問題解決時の英語-建設的なコミュニケーション表現

2.ビジネス英語コミュニケーション講座<中級者向け>
 のべ参加者数:70名
「すぐに使える!英語でWeb会議&実践演習」
開催内容(11月~2月)
第1回 オンライン会議 〈導⼊〉
第2回 オンライン会議 〈実施〉
第3回 オンライン会議 〈資料の活用〉
第4回 発表&まとめ

【Session2では、レベルに合わせてグループワーク】

支援の結果及び今後の展開等

【Jasmin先生、Jii先生が東京から来県して実践講義】

参加者全ての方から、非常に参考になった・参考になったとの回答をいただきました。
業務上での英語の必要性については、今後も含めて99%の受講者の方が必要と回答されており、企業(他部署およびご自身含む)の業務の中での英語の使いみちで、今後必要性が高まると思う場面・目的については、メール、Web会議が最も高く、ついで、資料・書類の作成となっていました。
これらのアンケート結果や会場でのお声を参考にしながら、来年度は、海外向けのハイブリット展示会やオンライン会議を想定したスピーキング・ヒアリング能力など、実践的な英語コミュニケーション力の向上を図る講座やライティング力を高める講座を開設し、県内企業がグローバルな展開を推進する上で必要となる”英語による発信力”を強化出来るよう取組を推進します。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 企画連携部

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL] 026-227-5803 [FAX] 026-226-8838
[Email] renkei [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

◆参加者の声
・ビジネス英語の基本から実際にグループセッションまで行い、他の方や先生と会話できたことが英語力向上に繋げられました。また、ビジネスで使える丁寧な英語表現など多く学ぶことができたので、今後の業務に活かしていきたいです。
・講師からのフィードバックが、非常に勉強になりました。
・実際のビジネスシーンを想定した講義内容だったので、今回習った内容を応用し実践することができると感じました。
・企業ではサポートしきれない点をこのように実施してくれたのは、本当に産業振興に向けて役立ちます。

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