支援活用事例
ものづくりへの関心を高めるための「子ども電子ワークショップ」を開催!
活用した補助金・支援制度等
支援機関の連携によるイノベーション創出事業(子供科学技術教室)
企業の現状及び支援の経緯
地域の企業は、全般的に次世代を担う技術者が不足している状況です。また、地域の企業を知る機会も少なく、人材確保にも困っています。そのため、子どもたちに科学に興味を持ってもらい、また地域の企業を知る機会が必要でした。そんな折、子供科学技術教室の企画相談があり、地域の企業等と連携し、技術的なサポートや支援金という形で支援をすることで、子どもたちの科学への理解を深めるとともに、地域の企業を知る機会になればと思い、支援することになりました。
実施した支援内容
地域の子どもたち(小・中学生)を対象に、ものづくりの楽しさを味わい、想像力を養う『子ども電子工作ワークショップ』の開催に協力しました。また、地域企業の技術スタッフもボランティアで参加し、大学生や高校生等と共に事業を運営しました。主催者や共催、協賛等の関係者と連携し、企画・準備段階から当日の運営まで、一貫したサポートを行いました。
開催日:令和4年9月19日
開催場所:長野県佐久創造館
主催:サクモ佐久市子ども未来館、コリンズエモーション、β デザインプロジェクト
共催:佐久市立中央図書館
協賛:株式会社タク技研、一般社団法人 日本医療福祉デザイン協会、株式会社アクリルエイト、小林建設工業株式会社、マイクロコントロールシステムズ株式会社、名花株式会社、公益財団法人長野県産業振興機構 上田センター
協力:布子会
支援の結果及び今後の展開等
『子ども電子工作ワークショップ』は、長野県佐久創造館にて小・中学生13名と保護者の方に参加いただきました。マイク、アンプ、イヤホンなどを使って、はんだ付けや組立てをし、小さな音もしっかりと聞こえる集音アイテムを小・中学生は、それぞれ2個制作し、敬老の日に祖父母へのプレゼントにしていただきました。また、高校生等のボランティアが制作したものは、佐久市内の図書館に寄贈し、高齢者等の朗読会に使用していただいています。
ワークショップ開催冒頭には、子どもたちに協力企業等の紹介をし、地域の企業を知ってもらえる機会にもなりました。参加者からはご好評をいただいておりますので、次年度以降も子供科学教室への支援を継続していく予定です。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 上田センター
〒386-8555 上田市材木町一丁目2番6号(上田合同庁舎4階)
[TEL] 0268-23-6788 [FAX] 0268-23-6673
[Email] nice-ueda [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
◆参加者の声
・学校での技術の授業みたいで楽しかったです。元々、何かを作ることは好きでしたが、今回を通してもっと色々な物を作ってみたいと思いました。
<主催者代表>
今回、佐久市内や近郊の企業の皆さんが、それぞれの技術を使って、オリジナルの集音アイテムがつくれるように、材料を用意してくれました。ものづくりの体験とともに、ものづくりをしている人達と出会うことも、こども達にとって、とても有意義な体験になると考えています。現代のこども達には、この様な活動が必要だと思いますので、引き続き、ご支援いただけますと幸いです。
サクモ佐久市子ども未来館 館長 島崎 直也 氏
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