支援活用事例
夫婦の長年の夢の実現!実店舗オープンへの挑戦
事業者名
紡ぎ
事業内容
飲食業
事業者データ
- 代表者/町田 哲也
- 所在地/長野市大門町54-1 ぱてぃお大門 蔵楽庭内
- 連絡先/026-219-2654
- URL/https://kaiseki-tsumugi.com/
活用した補助金・支援制度等
よろず支援拠点事業、事業計画策定支援事業(事業再構築補助金)
企業の現状及び支援の経緯
こだわりの蕎麦と日本料理が融合したそば懐石を提供。ひとつひとつ心をこめた料理だけでなく、おもてなしや大正時代の蔵が醸し出す独特の雰囲気は、唯一無二の時間を過ごせる場所として高い評価を得ています。
日本料理店やそば懐石店にて修行後、2019年にそば打ち職人として創業しました。
創業当初は店舗候補地が見つからず、ECサイトを中心に十割蕎麦などを販売しながら出店準備を進めていました。
ようやく候補地にめどが立ったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大が起きてしまい、事業計画が白紙に。コロナ禍にあわせた計画の練り直しと候補地探しが必要になり、相談がありました。
資金的な課題もあったため、事業再構築補助金を活用することで事業計画の細かい部分まで検討ができるので、そうした制度を活かしながらの支援がスタートしました。
実施した支援内容
事業計画を作成する中でコンセプトを改めて整理し、想定されるターゲットやニーズを明確にしながら構想を具体化していきました。その際にはリスクや課題の洗い出しを行い、どのように解決していくのか、足りない部分はどうやって補っていくのか、行動計画にまで落とし込むことで、地に足のついた計画と実行を意識していただきました。広報についてはSNSを単に活用するのではなく、顔の見える情報発信を心がけるようにアドバイスしました。
事業計画作成を通じてあらゆる面から事業を再度考えるきっかけになったことで、夫婦の長年の夢であった店舗を形にすることができました。
支援の結果及び今後の展開等
2022年3月、日本料理・そば懐石 紡ぎとしてオープンしました。
開店当初から予約も埋まり、概ね事業計画どおりに推移しています。
お客様との接点やおもてなしを大切にし、コンセプトに沿った店づくりをしているため、顧客満足度は非常に高く、検索サイトの口コミも高評価です。今後は、より一層地域に根付いたお店としての展開が期待されます。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086
[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
コロナ禍で色々ありましたが、無事に開店することができました。また、開店後も様々な面で相談ができるので、非常に助かっています。まだまだ課題はありますが、皆様に愛されるお店を目指していきます。
代表 町田 哲也 氏
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