公益財団法人長野県産業振興機構

文字サイズ
背景色

地場食品産業の持続的発展のために研究会活動を行っています!

企業の現状及び支援の経緯

食品製造業においては、食に関連する健康、環境、食糧安全保障、多様化等の社会課題や消費者ニーズに対応し、時代の潮流に則した食品産業の促進、構築、及び地場食品産業の持続的発展が求められています。

また、長野県では、令和5年3月に「長野県食品製造業振興ビジョン2.0」を策定し、フードテックを活用した消費者、社会ニーズに沿った商品開発力の強化を図ることとしています。

このため、県からの委託を受け、当機構では、今年度は二つの研究会を新たに立ち上げ、また、昨年度からの一つの研究会を継続して研究会活動を行い、技術開発や新たな価値を持つ商品等を創出するため、食品製造業等へ支援をしています。

実施した支援内容

【信州発酵フードテック研究会の様子】

次の三つの研究会で、企業・大学・研究機関・産業支援機関等が集結、連携して、講演会、相談対応、研究開発委託事業等により支援しています。

  1. 信州発酵フードテック研究会
    (令和5年7月に立上げ活動中。今年度計3回開催)
    長野県の発酵食品産業が培ってきた発酵技術の活用、発展等により、技術開発や高付加価値な商品開発を目指しています。
  2. 信州食品産業資源有効利用研究会
    (令和5年11月立上げ活動中。今年度1回開催)
    食品産業における低・未利用資源、食品ロス、食品廃棄物に対して、技術開発や商品開発等により、有効利用、アップサイクル、高付加価値化を目指しています。
  3. きのこ機能性加工食品開発研究会
    (令和4年度立上げ継続して活動中。今年度計2回開催)
    エノキタケを活用した新たな機能性加工食品を開発するための技術開発、商品化を目指しています。

支援の結果及び今後の展開等

今後も継続的に研究会活動を続け、講演会、相談対応、交流、マッチング、研究開発支援、情報収集などを通じて、会員が抱えている課題の解決、商品開発、及び市場価値の創出・向上等の支援を推進してまいります。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 次世代産業部

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL]026-217-1634 [FAX]026-226-8838
[Email]shinsangyo(at)nice-o.or.jp
※(at)は@に置き換えてください

支援を受けて

◆参加者の声

・エノキタケを活用した加工食品に関する特許出願をすることができました。製品化を進めてまいります。(きのこ機能性加工食品開発研究会)

・いろいろな乳酸菌の食品への利用方法が聞けて勉強になり、商品開発のヒントになりました。(信州発酵フードテック研究会)

・食品関連の低・未利用資源等の具体的な活用事例が多く知ることができて参考になりました。(信州食品産業資源有効活用研究会)

事例一覧に戻る

私たちにご相談ください