公益財団法人長野県産業振興機構

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念願の古着屋をオープン! 街の人々の交流スペースをつくりたい

事業者名

SOMEWHERE STORE

事業内容

古着販売

事業者データ

活用した補助金・支援制度等

よろず支援拠点事業

企業の現状及び支援の経緯

令和5年9月9日に長野市西鶴賀へ開業した古着屋です。アメリカンカジュアルのメンズ服を中心とした品揃えで、「若い人とファッションを通じた交流により長野市の活性化に繋げたい」を店のコンセプトに掲げています。

代表の山川さんは京都出身ですが、スノーボードが大好きで、大学卒業後には佐久市内のスキー場に就職しました。また中学・高校の時から古着にも興味があったので、その後は軽井沢ショッピングプラザ内の店舗でアパレル販売の店長を3年間務めました。そして数年後の古着屋起業を目指してして、再度スキー場に勤務し資金を蓄えることにしました。長野市という街で若い人が古着を通して楽しく買い物ができ、自分もその中でクリエイティブな発信をしながらこの事業で多くの人と出会い、それが地域の活性化に繋がればいいと思っていました。代表者は創業にあたり、長野市内の同業店をまわり販売や仕入れなどの調査や情報収集を行いました。その中で資金調達の必要性を感じたため、金融機関からの借入方法や事業計画の立案等の相談を当拠点に求めたことから支援を開始しました。

実施した支援内容

古着については長い間愛着があったので知識も豊富で想いもあり、ぜひとも自分の店を持ち販売していきたいという強い意思を感じました。そのためには創業資金の調達が不可欠であるため、金融機関で相談することを勧めました。金融機関から事業内容や収支計画等のヒアリングが行われ、事業計画書の作成が求められるため、まずは「創業事前検討表」で事業コンセプト、ターゲット層、販売商品の明確化、仕入れ方法等について代表者と話し合いを行いました。その後も面談・電話・メールで打ち合わせを重ね、より実現性の高い事業計画を作成しました。また物件についてもいくつかの候補の中から検討をしていきました。

支援の結果及び今後の展開等

令和5年9月9日に長野市西鶴賀に古着屋「SOMEWHERE STORE」がオープンしました。顧客は高校生、大学生を中心とした若い男性が9割で、平均単価は5,000円の価格設定です。現在は土曜、日曜のみの営業となっていますが、今後はプロモーション活動を積極的に行う事や、メンズ服を常時200点以上まで揃え、さらに関連小物等も充実させるため、出来たら代表自身がアメリカへ直接仕入れに行くことを検討しています。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)

[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086

[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp

※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

念願の古着屋を開店できて大変嬉しいです。現在はまだ土・日営業ですが、今後営業方法等を勉強しながら通年稼働を目指したいと考えています。創業にあたり様々なアドバイスを受けたことはありがたく感じています。

代表 山川 峻佑

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