公益財団法人長野県産業振興機構

文字サイズ
背景色
  • ホーム
  • 支援活用事例
  • 新型コロナ関連補助金を利用し、希少ワインのオンラインショップ販売で売上アップ

新型コロナ関連補助金を利用し、希少ワインのオンラインショップ販売で売上アップ

事業者名

Bar  5㎝/sec(ばーごせんち)

事業内容

飲食業(BAR)

事業者データ

活用した補助金・支援制度等

よろず支援拠点事業、小規模事業者持続化補助金(コロナ型)

企業の現状及び支援の経緯

ソムリエ・エクセレンスやチーズプロフェッショナルの資格も有する代表が切り盛りしている隠れ家的バーです。お酒だけでなく料理も評判で長野県内の小規模ワイナリーの珍しいワインなどについても造詣が深いです。

■コロナ禍で営業自粛
新型コロナウィルスの影響で営業自粛を余儀なくされ、売上が大幅に減少しました。
ソムリエ・エクセレンスの資格を活かし県内の醸造所を支援しつつ、自身の売上にもつなげられないかと考え、オンラインによるお酒の販売を計画し、補助金が使えないかとの相談がありました。
■仕入れ、在庫管理、販売までの流れが課題
経営に関しては外部のマイナス要因が大きく、給付金などを利用しても現状のままでは先行きに対する不安が大きいとのことでした。
しかし、この機会を利用して資格取得を行い、また県内の醸造所ともつながりを持つことで仕入れの道筋を立てていました。

実施した支援内容

【長野県産ワインをSNSで発信】

■実現可能な計画で収益性の改善
小規模事業者持続化補助金(コロナ型)の利用を検討されていたため、公募要領を詳細に精査し、どの経費が該当するかを検討しました。
また売り上げなど経営に関する計画書はSWOT分析を用いて市況と自社の状況を把握し、実現可能な数値を目標に定め、商工会議所とも連携しながら内容をブラッシュアップさせていきました。
補助金申請は採択されたものの、ワインセラーの納期が計画時より伸びてしまったため、容量の少ないものに変更して申請するなど、その都度相談に応じて支援しました。
申請期限も迫っていたため、短期間にサテライトへ来訪いただき迅速な対応を心掛けました。
事業計画は実現性が高く採算が取れるよう市況分析をしっかり行ったうえで作成しました。

支援の結果及び今後の展開等

【自身で収穫体験も】

■オンラインショップでの売上アップ
補助金を利用してワインセラーを購入し、同時に立ち上げたオンラインショップでは県内の小規模ワイナリーのワインを紹介、販売できるようになりました。
当初導入したオンラインショップがユーザーにとって使いにくかったため、現在はより使いやすいシステムにリニューアル中です。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)

[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086

[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp

※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

コロナ禍、先行きの見えない不安な状況を打開したいと補助事業の申請を始めました。時間的にタイトな中、商工会議所、よろず支援拠点と連携して分かりやすくかつ的確な計画作成の支援をしていただいたので、無事採択にこぎつけました。事業実施やその後のアフターフォローにもお気遣いいただき大変感謝しております。

代表 佐藤 まゆみ

事例一覧に戻る

私たちにご相談ください