公益財団法人長野県産業振興機構

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水素エネルギー利用技術の先進技術の実態を調査し、事業化を目指す企業を支援

活用した補助金・支援制度等

地域センター事業

企業の現状及び支援の経緯

【UグループによるHydro-Q-Bicの運用状況説明】

一昨年、新技術・新事業展開を探る北信企業の集まりであるNICE長野コラボネットの会員から、水素エネルギー利用に関して、更に見識を深めたいという意向を受けて、有志による分科会(WG)を発足しました。

令和5年度4月4日政府発表の水素の供給量を足下の200万tから2040年までに1200万tにするという方針を受けて、再生エネルギーの水素供給拡大が将来20兆円規模となるという予測から、実現可能なビジネスに展開をしたいという意欲的な会員企業有志の希望に沿って、水素ワーキンググループとして定期的な会合を実施し、最新の技術動向や課題を紹介し、企業での取組を支援しています。

実施した支援内容

1.水素ワーキンググループでは、7月に㈱Uホールディングスの協力を得て、再生可能エネルギーの余剰電力を水素に変えて水素吸蔵合金に蓄えたのち、必要に応じて水素を取り出して発電できる建物付帯型水素エネルギーシステムの運用状況をお聞きする勉強会を実施しました。

2.11月には、NICE長野コラボネットの会員にも呼び掛けて、山梨県の米倉山電力貯蔵技術研究サイト並びに山梨大学水素・燃料電池ナノ材料研究センターの視察を行い、電力技術の最新動向について見識を深めました。

 

【山梨県・米倉山電力貯蔵技術研究サイト視察】

支援の結果及び今後の展開等

水素ワーキンググループは、水素利用の事業展開を考えている企業の集まりです。今後の地球規模での気候変動問題への意識が高まる中、長野センターでは再生エネルギー、水素エネルギーの具体的な利用計画の策定に向けて最新の技術動向や課題を紹介し、意欲ある企業の取組を支援していきます。

担当部署

公益財団法人長野県産業振興機構 長野センター

〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL] 026-225-6650 [FAX] 026-225-6711
[Email] nice-nagano [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください

支援を受けて

(参加者の感想より)

・今後、省エネを考えて事業に具体的にどう結び付けてゆくかの選択肢がわかってよかったです。

・LPガスであったり、燃料が高騰しているが、今後どういった代替エネルギーがあるのかという、情報がほしいです。

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