支援活用事例
経営数値の見える化を伴走しました
事業内容
製造業:機械部品の溶接加工
事業者データ
- 所在地/岡谷市
- 従業員数/4名
活用した補助金・支援制度等
よろず支援拠点事業
企業の現状及び支援の経緯
主力事業については、地元大手メーカーからの受注基盤があるものの、従業員校構成、設備の更新、営業力の向上といった社内の問題が顕在化していました。また、社内の問題点に加え、最近の材料費、燃料費の高騰が加味して、厳しい収益状況、資金状況を強いられていました。
2021年、資金繰りに関する相談を受けアドバイスした後、コロナ融資の延長に伴う、収益改善計画の作成支援で再対応しました。
実施した支援内容
1.資金繰表の作成
毎月の入出金を記録し、自動的に科目振り分け、月次集計が出来るエクセルフォーマットを会社用に作成し、主にメールでやり取りしながら、科目を修正変更し、資金繰表の精度を向上
2.顧客別採算表の作成
工場内勤務者の、顧客別作業従事時間を記録。一方で、時間あたりの人件費・経費を算出し、月次の顧客別売上・材料費・人件費・経費を算出して、利益額(率)を算出
3.金融機関との情報共有
伴走支援の状況については、適宜金融機関担当者と連携を図りながら、今後の対応を協議
支援の結果及び今後の展開等
2024年1月、コロナ融資の延長に伴う経営改善計画の作成において、実現性のある、資金予測数値、収益改善数値予測が盛り込めました。今後、継続的な管理帳票の作成を支援しながら、抜本的な社内の問題(営業対応、設備の更新対応、人員体制)についてアドバイスを実施する予定です。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086
[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
自社の資金状況(月次の収支状況)、採算状況(顧客別の利益把握)がよくわかりました。
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