支援活用事例
デザイン思考ワークショップの開催~新しい事業や価値の創造、地域創生のために~
活用した補助金・支援制度等
地域センター事業(研究会・セミナー)
企業の現状及び支援の経緯
新しい企画や商品開発に悩む企業を支援するため、当センターでは【デザイン思考】を活用したワークショップを開催しています。
【デザイン思考】とは、人への共感を起点に潜在的なニーズを掘り起こし、事業化につなげる思考法です。この方法は、経済産業省の推奨する「デザイン経営」の基幹をなし、企業の競争力を大きく向上させる手法として注目されています。
当センターのワークショップは、実践を通じて理解を深める内容で、多くの参加者から高い評価を受けています。
一方で、まだ【デザイン思考】を知らない方も多く、普及が課題となっています。そこで、無償のオンラインセミナーを開催し、基礎を学んだ後に有償のワークショップで実践的に学ぶ仕組みを提供しています。
実施した支援内容
1.会場とオンライン併用の無償セミナー
「地域創生のために課題を探せ!」
業界も顧客も気づいていない真のニーズを発見し、新たなビジネスチャンスを創造するデザイン思考について知っていただくために2時間のセミナーを開催しました。
また、会場参加の方には名刺交換や、質疑の時間も設けました。
2.デザイン思考ワークショップ
2日間のワークショップ
ワークショップでは、2日間の受講でデザイン思考の概要と、その5つのプロセス(共感・問題定義・創造・試作・テスト)について具体的な課題を設定して、グループに分かれてディスカッションを行うなかで体験して学んでいただきました。
一連のプロセスを体験学習し、職場での実践につなげていただくようにしました。
支援の結果及び今後の展開等
従来の考え方とは異なる顧客の真のニーズにアプローチするための手法があることを理解してもらう事ができると共に、社内へデザイン思考を展開していきたいとおっしゃっていただけたことからデザイン思考の広がりを進めていくことが、今後の県内企業にとっても有益だと考えています。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 松本センター
〒390-0852 松本市島立1020(松本合同庁舎2階)
[TEL] 0263-40-1780 [FAX]0263-47-3380
[Email] nice-matsumoto [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
◆参加者の声から
●ワークショップ形式で進行されたことで、講義内容が実践的で理解しやすかったです。
●技術や機能に偏りがちな開発の方向性を見直す良い機会となりました。
●デザイン思考の具体的な事例紹介や他社の実例を交えた説明は非常にわかりやすく、多くの気づきや発想の転換を得ることができました。
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