
支援活用事例
「サーキュラーエコノミーイノベーションフォーラム(Matching HUB NAGANO) 2024」を開催
活用した補助金・支援制度等
令和5年度ゼロカーボン技術事業化促進事業
企業の現状及び支援の経緯

サーキュラーエコノミー(循環型経済:以下「CE」という)のスタートアップイベントとして開催した2023年のCEシンポジウムに続き、CEイノベーションフォーラムとして新たに開催しました。本フォーラムは長野県産業界等のCEの事例発表の場と位置づけ、産学官連携の強化と県民への周知を目的としています。関東経済産業局、信州大学、北陸先端科学技術大学院大学(Matching HUB*)、ARECの後援を受け、北陸地域の大学や産業界との連携を促進させ、横展開を図っています。経済産業省のサーキュラーパートナーズ(CPs)の活動にも位置づけています。
*Matching HUBとは、北陸先端科学技術大学院大学が中心となって地域の大学や企業などのマッチングを図り、新製品・新事業につながる種を作る地方創生、地域活性化の取組です。
実施した支援内容

本フォーラムは、特別講演、ブース展示、展示者のショートプレゼンテーションの構成としました。特別講演は、(一社)サーキュラーコットンファクトリーの代表理事 渡邊智惠子様から、繊維のゴミを資源にするプロジェクト(繊維から紙へ、繊維から繊維)の話を伺いました。ブース展示及び展示者のプレゼンは、「わが社のCEの実践」をテーマに、CEの実現を目指している長野県企業、北陸地域などの近県の先進企業、大学や支援機関から33ブースの展示と17件のプレゼンをしていただきました。各ブースでは活発なディスカッションが行われ、新しい協業が生まれています。お互いのブースを見ることによって刺激を受けたとの感想も聞いています。
支援の結果及び今後の展開等
企業99名、大学・行政・支援機関63名、計162名(交流会:67名)と予想以上の参加者を得て盛大に開催することができました。ブース展示をされた企業を含め、CEを事業化している企業は極めて少ないのが現状です。CEの社会実装のためにも、本フォーラムを通じて他社・他機関から大いに刺激を受け切磋琢磨していただけるよう、また参加者の希望もあるため継続して開催していく予定です。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 グリーンイノベーション推進部
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL]026-217-1634 [FAX] 026-226-8838
[Email]green-innv[at]nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
◆参加者の声
・CEを推進する具体的な支援策を期待しています。貴機構がその橋渡し役として、企業、自治体、市民を結びつけ、長野県全体がCEのモデル地域として成長することを願っています。
・多くのCEの取組を創出し、今回のフォーラムのような機会を通じて今後も情報提供していただきたいです。「CEを実践するうえでの課題」の解決にもつながるものと考えます。
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