支援活用事例
根本原因の追求から生まれた体質改善に取組み、売上アップ
事業者名
株式会社ミヤサカ工業
事業内容
センターレス製品製造業
事業者データ
- 代表者/宮坂 義政
- 所在地/茅野市金沢5568-2
- 従業員数/39名
- 連絡先/0266-79-7115
- URL/https://mskcg.jp/company
活用した補助金・支援制度等
よろず支援拠点事業
企業の現状及び支援の経緯
同社の主力商品である自動車内燃機関部品はEVシフトにより売上が減少し、ピーク時より1億円も減少となっていました。経営層は、新規商品の販売力向上や生産性向上を課題と捉え、コロナ禍による自動車生産減少の影響で、2年連続減収減益となっており、主力のセンターレス商品の売上に至っては、リーマンショック以来の低水準となっていました。一方、発売から20~30年を経過している自社開発商品3種の売上は、コロナ禍以降の巣ごもり需要や災害危機管理の影響で売上が増加し、初めて1億円の売上を達成しました。
宮坂会長は技術者でアイデアマンでもあり、新規開発した自社商品を軌道に乗せるとともに、更なる開発を狙っていきたいという思いが強くありました。 一方、社内には営業力強化を優先するべきとの意見もあり、経営層で意見がまとまってておらず、経営方針を明確にすることが本支援の重要なテーマとなりました。
実施した支援内容
同社では、SWOT分析をしていましたが、内容が不十分に感じ、まずは現状分析として、バリューチェーン+VRIO分析を実施しました。バリューチェーンの中で、何が強みで何が弱みなのか、改善点は何かをより細かく分析することで、SWOT分析の見直しをすることを提案しました。
その中で、技術継承(特に会長の技術とアイデア)ができていない点を課題として認識してもらいました。また、技術継承する目的・目標が無く、それを実行していくためのマネジメントルールもできていなかったことから、スキルマップの見直しを行い、壁に当たったときに乗り越えようとする意識や挑戦意欲の変革に取り掛かりました。
スキルマップの見直しによって、スキルの見える化と目標の明文化・共有することができ、トラブルの際に改善ポイントを教えるという現状(これだと同じ不良を何回も出してしまう)から、考えながら作業する運営体制に転換を図ることができました。
支援の結果及び今後の展開等
本支援により、中期経営計画の見直しができ、その内容を社員にも説明するとともに、更に社員一人一人と面談を実施することができました。結果としてクレーム件数が減り、自社開発商品の自社ネット販売に注力することができ、売上も回復しました。
20年来の自社製品に続いて、5年前から開発・販売していた商品のラインナップ化ができたことで、年間1,000台だったものが2,000台まで増え、売上の大幅な増加を実現しました。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 長野県よろず支援拠点
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[Tel]026-227-5875 [Fax]026-227-6086
[Email]info[at]nagano-yorozu.go.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
最初は相談に疑心暗鬼でしたが、今では相談してよかったと思います。
経営層の中でも取組むべき優先順位の意見が割れていた中で、課題を整理してもらったことで、社員が一致団結できました。
自社開発の部門も立ち上げることができ、安心して後継者につないで行けると思っています。
代表取締役会長 宮坂 義政 氏
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