支援活用事例
聴覚障害者の社会活動と交流を促進するサイニングストアの創業支援
事業者名
DeafCafe
事業内容
ろう/難聴者・手話学習者が安心して過ごせるカフェ
事業者データ
- 代表者/綿貫 彩
- 所在地/長野市三輪8丁目30-25
- 従業員数/4名
- URL/https://www.instagram.com/deafcafe_syuwawan/
活用した補助金・支援制度等
長野県ソーシャル・ビジネス創業支援金
企業の現状及び支援の経緯
社会は「障害がないこと」を前提に作られており、聴覚障害者は就業や社会参加の面で多くの困難を抱えています。通常採用はもちろん、障害者雇用でも面接に進めないことが多く、職場定着率も低いため、将来に希望を持ちにくい状況があります。
代表者は、聴覚障害当事者が希望を持って働き、歓迎され、挑戦できる社会を願い、ろう者・難聴者が主役となる飲食店の開業を決意されました。
その実現に向け、ソーシャル・ビジネス創業支援金の活用について当機構へご相談いただきました。
令和7年11月15日にサイニングストア『DeafCafe』を開業。開業日を、日本で開催されたデフリンピック(聴覚障害者の国際大会)の開会式と同日に合わせたことで、手話やろう文化への関心が一層高まることを期待しています。
実施した支援内容
事業を始めるには、事業計画、資金調達、物件確保、プロモーションなど、たくさんのハードルがあります。代表者自身が聴覚障害当事者であるため、外部支援者を交えて、地域課題の深掘りや事業計画策定、申請書作成支援を行いました。プレゼン審査では、審査委員の皆様に開業の熱意を伝えることができ、見事採択されました。
採択後も定期的に進捗状況を確認し、抱えている課題を把握しながら、資金調達では信州創生推進資金(創業支援向け)を紹介し、開業に向けた準備が滞りなく進むよう、総合的に支援しました。
支援の結果及び今後の展開等
当初の予定地から変更となりましたが、適した物件を確保しDeafCafeを無事オープンしました。開業場所は長野電鉄本郷駅から徒歩2分と利便性が高く、周辺には長野ろう学校や長野県立大学があり次世代を担う学生が行き交うエリアです。地域住民や全国からの来訪者を迎え、店内では自然な交流が生まれています。手話未経験の方が少しずつ手話を覚える姿も見られ、今後も手話・ろう文化への関心を広げる開かれた場を目指しています。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 経営支援部
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL] 026-227-5028 [FAX] 026-227-6086
[Email] keieishien [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
聴覚障害当事者による本事業の内容が、社会的に必要とされる取り組みとして認められたことをとても誇らしく思います。支援金により設備の一部整備や運営基盤の安定化を図ることができ、当事者の新しい働き方と交流の場づくりを着実に進めることができました。
代表 綿貫 彩 氏
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