支援活用事例
「事業承継計画策定支援」が家族全員で今後の事業展開を考える転機に
事業者名
株式会社ふじや
事業内容
衣料品・化粧品販売
事業者データ
- 代表者/小池 正治
- 所在地/駒ヶ根市赤須東6-14
- 従業員数/5名
- 連絡先/0265-83-7313
活用した補助金・支援制度等
事業承継専門家派遣
企業の現状及び支援の経緯
同社は、1955年に設立された婦人向け衣料品の販売店です。駒ヶ根市内では老舗であり、関連会社である㈲アミィと2008年に駒ヶ根市伊南バイパスに店舗面積160坪の共同店舗を建設し現在に至ります。
後継者の妻が化粧品部門を担当し、女性の美しさをトータルに提案できる店として営業を行っています。現店舗を建設してから20年ほど経過しますが、近隣量販店や、安価な商品を扱う競合店の出店、顧客層の高齢化も進んで、若年層の顧客獲得に苦戦していました。社長は、流行の変化が速く、競合との競争が激しくなる中、後継者による若い感性で経営を行っていかないと、業況がますます厳しくなってくると感じており、後継者へのバトンタッチの必要性や、新たな経営展開について悩みながらも、具体的な一歩が踏み出せずにいました。そんな社長の悩みを、駒ヶ根商工会議所の指導員に相談し、長野県事業承継・引継ぎ支援センターへの取次となりました。
実施した支援内容
エリアコーディネーターは、まず家族内でのコミュニケーション強化が課題と感じ、社長夫妻、後継者夫妻の4名に顧問税理士、商工会議所指導員を交え、専門家派遣による事業承継計画策定支援を行いました。
以前から家族による今後の事業展開についての話合いを行っていましたが中々意見がまとまらず、今後の事業展開、事業承継については進展が見られませんでした。
そこで、承継計画策定にあたっては、SWOT分析を用いて、それぞれの立場で今後の事業展開について課題と対策を詳しく聞き取るように心掛けました。また、課題解決のために商工会議所の支援により「長野県よろず支援拠点」の活用も並行して行いました。
支援の結果及び今後の展開等
計画では、5年間で事業承継を行う予定としており、集客増加、特に若年層の獲得を行うために、後継者夫妻が中心となって化粧品部門のイベントなどを企画・実施し始めています。
中でも後継者妻の積極的な取組みが見られ、事業承継計画策定を通じた世代間のコミュニケーション作りの成果と考えられます。
また社長は、旧店舗などの遊休不動産の収益化に向け動き出しており、家族全員で新たな事業展開を目指す体制が構築されました。
▶参画機関
・駒ヶ根商工会議所
・長野県よろず支援拠点
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 長野県事業承継・引継ぎ支援センター
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL] 026-219-3825 [FAX] 026-219-3826
[Email] hikitsugi [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
長男夫婦が後を継ぐものと、共に阿吽の呼吸で店を切り盛りしてきたつもりでしたが、本人たちの意思確認や承継までのプロセスを詰めることなく日々の仕事に追われ、時間ばかりが過ぎていきました。そんな折、商工会議所を通じて事業承継・引継ぎ支援センターから親身なフォローをいただき、双方の思いが分かり、承継に向けての真の一歩を踏み出すことができました。
代表取締役 小池 正治 氏
他の活用事例を見る
私たちにご相談ください

