支援活用事例
補助金を活用して「X線透過検査(非破壊検査)」の検査員育成指導
事業者名
多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社
事業内容
航空機産業等の機械工作、特殊工程、組立
事業者データ
- 代表者/松澤 光良
- 所在地/飯田市松尾明7584-1
- 従業員数/137名
- 連絡先/0265-48-6488
- URL/https://www.tpm-tamagawa.com/
活用した補助金・支援制度等
航空機産業企業内体制整備補助事業
企業の現状及び支援の経緯
一部の航空機部品については目視では見えない確認できない内部の亀裂、異物混入、構造の剥離など部品を傷つけずに検査するX線透過検査(非破壊検査)が要求されるケースがあります。そのため同社では民間航空機において非破壊検査員の放射線透過試験(RT)の認証を下記のように規定しています。
- 訓練生:レベル1を目指して訓練する
- レベル1(初級):指示に従って試験を行い、合否判定以外の実務を行う
- レベル2(中級):試験結果の判定を行い、手順書を作成する(現場で最も求められるレベル)
- レベル3(上級):検査全体の計画、評価、指導を行う
- 代表レベル3:非破壊検査員の管理
同社では米国規格NAS410に準じて、社内企画で非破壊検査員の教育訓練を行い、レベル認証しています。
当機構では同社に対し「企業内体制整備補助金」を活用して効率的に教育訓練を実施できるように提案しました。
実施した支援内容
レベル認証を受けるには年単位の経験期間が必要とされており、一定の期間が経過した場合のみ受験資格が与えられます。外部からレベル3の講師を招いて、定期的に検査員教育を実施し、社内の検査員のレベルアップを図っています。そこで、当機構の補助事業を活用し、まずは実務ができるレベル2を目指して、合否の判定ができる検査能力を訓練しました。
支援の結果及び今後の展開等
多様な部品で撮影テクニックやX線フィルム、画像の解釈を学ぶことで、社内のレベル1およびレベル2の検査員へのスキルアップができました。
将来的にはレベル3の検査員を養成し、自前で検査員を輩出できる体制の構築を目指します。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 次世代産業部 航空機産業支援センター
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3F)
[TEL]026-217-1634 [FAX]026-226-8838
[E-mail]aerospace [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
これまで非破壊検査員の人材育成には、時間・コスト・指導者という点から苦労してきました。ご支援を通じて重工OBの方から教育と技術指導を受け、Ⅹ線透過検査員のスキルアップを行うことができました。
今後は、最上位のレベル3非破壊検査員の社内育成にチャレンジしていきたいと思います。ご支援ありがとうございました。
MS推進室 加藤 邦幸 氏
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