支援活用事例
デジタル・DX先進企業の現場に学ぶ実践的課題解決
活用した補助金・支援制度等
産業DX推進事業
企業の現状及び支援の経緯
県が県内企業を対象に行ったアンケートでは、「ITやデジタル化に関わる人材が不足している」という課題が多く挙げられています。その結果、デジタルツールを導入しても現場で十分に活用されず、業務改善につながらないケースが見られます。こうした状況から、デジタルそのものを学ぶのではなく、「自社の現場課題を整理し、改善につなげる力を高めること」や「先進的な取組を行う企業の現場を実際に見学し、具体的な工夫や考え方に触れる機会を設けること」が、理解を深めるうえで有効であると考えました。そこで、デジタルを手段として活用しながら現場課題解決力を高めることを目的に、「現場課題解決力養成講座」を実施しました。
実施した支援内容
本講座は全8回構成で実施して、講義や現場見学を組み合わせた内容としました。第2回の講座では、デジタル化・DXの先進企業として、東御市に所在する㈱カクイチ様の工場見学をさせていただきました。当日は、現場で働く社員の考え方を主軸に置いた生産ラインの構成や業務改善の取組、情報共有の仕組みについて説明を受けました。特に、「現場で得た気づきや改善内容を他部署へ速やかに伝達し、全体の課題解決を加速させる仕組み」について理解を深め、参加者の現場における課題解決を整理するきっかけとなりました。
支援の結果及び今後の展開等
工場見学後のアンケートでは、「現場を見ることで課題が具体化した」「デジタルは目的ではなく、現場を支えるための手段だと理解できた」といった感想が寄せられました。その後の自社課題検討会を通じて、参加者が自社の課題を整理し、具体的な改善案を検討する段階へと進んでいます。本事業を通じて、デジタル化を含む自社課題について考える気づきや、参加者同士が学び合い交流できる場を提供することができました。今後も、県内中小企業の課題解決に向けた学習の場を設けていきます。
参画機関
(一社)佐久産業支援センター
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 ITバレー推進部
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL]026-217-1635 [FAX] 026-226-8838
[Email] it-valley [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
◆参加者の声
・現場の方たちが、ご自身の仕事を自分事ととらえ、主体的に業務改善に取り組まれてる姿に感銘を受けました。
・社員満足度を大切にしながら、全社員が一体となってイノベーションに取り組む姿勢がとても印象的でした。
・自社でもカクイチ様の社訓等から、風土、雰囲気作りに活かせる点が多々見つかり、とても参考、勉強になる工場見学となりました。
私たちにご相談ください

