公益財団法人長野県産業振興機構

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令和8年度 幾何公差実践セミナー 開催のお知らせ

セミナー・講座
受付中

更新日:2026.05.08

 もの作りにおいて最も大切なことは、品質を確保し、コストを下げることにあります。そのためには、多くの技術情報を伝達する設計図面には過不足ない情報が記される必要があります。「幾何公差」を正しく使うことで、サイズ公差(寸法公差)だけでは解消できない図面のあいまいさを無くすことができ、設計者と部品製造者の間での認識のズレを排除し、製品の不具合を減少させることができます。
 製品の高品質化・高精度化が求められる一方で、設計期間の短縮とコスト削減による利益確保も不可欠です。幾何公差は、寸法だけでなく形状・姿勢・位置の誤差を定義し、設計者の意図を正確に伝える世界共通の技術言語として重要性を増しています。本研修では、幾何公差の基本から応用までを体系的に学び、自社図面を用いた実践演習と3次元測定器による計測体験を通じて、理論と実務を結びつけたスキルを習得し、世界に通じる共通言語「幾何公差」で国際競争力を高める力を養います。

 


  スケジュール

  開催日        テーマ          内容
第1回6月12日 (金)初心者向け講座①☆開講の挨拶
幾何公差を学ぶ上での前提知識の習得
・JIS製図法に基づく図面の読み方・書き方
第2回6月19日 (金)初心者向け講座②・JIS製図法に基づく図面の読み方・書き方(つづき)
第3回6月26日 (金)幾何公差方式に関する基本事項1・幾何公差方式適用の目的
・幾何公差に対する誤解
・サイズ公差と幾何公差の違い
・独立の原則・テーラーの原理
・幾何公差のメリット
第4回7月 3日 (金)幾何公差方式に関する基本事項2・幾何公差の用語
・幾何公差の種類
・データムについて
・3平面データム系の構築
・幾何公差・データムの指示方法(読み方)
第5回7月 10日 (金)形状公差1・形状公差とは
・真直度の解釈と検証方法
・平面度の解釈と検証方法
・真円度の解釈と検証方法
・円筒度の解釈と検証方法
・輪郭度(形状公差)の解釈と検証方法
第6回7月17日 (金)姿勢公差
グループ演習1
・姿勢公差とは
・直角度の解釈と検証方法
・平行度の解釈と検証方法
・傾斜度の解釈と検証方法
・板金部品の事例で幾何公差図面化
第7回7月24日 (金)位置公差
振れ公差
・位置公差とは
・位置度の解釈と検証方法
・同軸度の解釈と検証方法
・対称度の解釈と検証方法
・輪郭度(位置公差)の解釈と検証方法
・振れ公差とは
・円周振れの解釈と検証方法
・全振れの解釈と検証方法
第8回7月30日 (木)幾何公差の有効な活用方法
グループ演習2
・様々な活用方法の紹介
 (複数幾何公差、幾何公差の普通公差など)
・樹脂部品の事例で幾何公差図面化
第9回8月20日 (木)3次元測定トレーニング
図面実習1
・測定の計画の立案
・参加企業様からご提供いただいた実図面を用いたグループ討議で理解を深めます
第10回8月27日 (木)実図面による図面実習2・参加企業様から提供いただいた実図面を用いてグループ討議で、理解を深めます
第11回9月 4日 (金)3次元測定トレーニング
実図面による図面実習3
・測定実施・結果判断 
・レビュー
第12回9月11日 (金)実図面による図面実習4・参加企業様から提供いただいた実図面を用いてグループ討議で、理解を深めます
☆終了の挨拶

    ※開催日程・内容が変更になる場合もあります

  ■時間
   全12回 13:30~16:30

  ■参加対象者
   正しく図面を作成・評価する必要がある方の参加をお待ちしています。
    設計   : 製品の性能を満足できる要求品質・情報を正しく伝える
    営業   : お客様の要求が正しく理解できる
    生産技術 : 設計者の意図を自社技術に置き換え製造に正しく伝える
    製造   : 設計者の意図を正しく理解し加工・製造する
    品質管理 : お客様・設計者の意図を保証出来る計測・評価をする
  ■会 場
   長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門 本館4階 405 視聴覚教室
   (岡谷市長地片間町1-3-1)  

  

  ■定 員 15名  
  ■参加費 25,800円/人 (全12回+テキスト代)テキストは初回に配布します。
       申込受付後、事務局より請求書をお送りしますので、記載の指定期日までにお振込みを
       お願いします。


  ■講 師 株式会社プラーナー         高橋 史生 講師 北沢 喜一 講師
       長野県工業技術総合センター測定部  今井 研究員 田中 研究員

  ■受講証    受講証の発行を希望される方に対して、受講証を発行します。


  ■案内パンフレットダウンロード

以上

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