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支援活用事例
産後の母親への思いやり ~食事を軸とした産後ケアと子育て支援~
事業者名
パンプキンハウス*ゆりかごはん
事業内容
産後の母親への食事提供と子育て相談等
事業者データ
- 代表者/白倉 禎美
- 所在地/東御市八重原308-1
- 連絡先/090-5442-4069
- URL/https://www.instagram.com/yurikago_gohan?igsh=azljanJnODQ0bjJi
活用した補助金・支援制度等
長野県ソーシャル・ビジネス創業支援金
企業の現状及び支援の経緯
パンプキンハウス*ゆりかごはんは、令和5年に東御市八重原の自然豊かな場所に開業した、産後の母親の不安定な心に寄り添い、食事提供と子育て相談をお行う事業所です。代表者は、母親としての経験に加え、保育士、家族療法カウンセラー、子育てアドバイザー、産後ケアリストなどの経験があり、そこで得た知識と技術、経験を活かし、食事を糸口に母親と家族の心の支援を行いたいと考え、創業を決意されました。創業準備の中で、長野県ソーシャル・ビジネス創業支援金を知り、4月の個別相談会(長野会場)で説明を受け、それをきっかけに支援が始まりました。
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実施した支援内容
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この事業に対する熱意から、やりたいことがいくつも湧き出てくるといった様子であったため、支援金でポイントとなる地域課題を明確にしてほしいこと、また事業として、何をやるのか等の実施内容を区分けして整理するよう助言を行いました。次に、児童の健全育成、産後ケアなどの業界に、長年にわたり携わった経験を事業への支援体制とするため、いくつもの子育て支援組織と連携を計画していました。そこで、連携する事業者との関係をしっかり把握し、強い協力体制となるようアドバイスをしました。また、支援金採択後も事業が円滑に進むように、支援金の交付に必要な資料や書類の整備、確認の作業のサポートなどを通じて、継続的な伴走支援を行いました。
支援の結果及び今後の展開等
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支援員の助言を踏まえ、事業の再考が行われ、「1.産後の体に良い栄養バランスのとれた食事を提供し、その際に母親のメンタルサポートを行うこと」と「2.旬の食材で一緒に食事を作り、できた家庭料理を囲み、気軽に子育ての相談ができ、母親同士がつながれる居場所を作ること」の二つの柱をコンセプトとして明確化でき、令和5年長野県ソーシャル・ビジネス創業支援金の採択者となりました。現在は、上田市と東御市の子育て支援施設からの引き合いがあり、食事提供の実施の準備が進んでいます。また、今後はワークショップの開催や宿泊の提供なども計画しており、支援組織の連携協力もあって、今後の事業の成果が期待されます。
担当部署
公益財団法人長野県産業振興機構 経営支援部
〒380-0928 長野市若里1-18-1(長野県工業技術総合センター3階)
[TEL] 026-227-5028 [FAX] 026-227-6086
[Email] keieishien [at] nice-o.or.jp
※[at]は@に置き換えてください
支援を受けて
支援金を受け、台所を改装して衛生的に使用でき、保健所の許可の取得と安心して食事の提供が可能になりました。居間の改装は古民家の良さを活かし木の温もりを感じる母親たちが一息つける雰囲気のある空間になりました。台所と居間をつなげ、両側外の景色が見られ、明るく開放的になりました。駐車場整備は、利便性が向上しました。
代表者 白倉 禎美 氏
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